キャリアは柔軟に変化を受け入れ続けることが重要 – 富士通45歳早期退職

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富士通で大きな構造改革が進んでいますね。45歳以上の社員に割増給付金付きの早期退職制度がニュースとして大きく報道され、ネット上でも話題になっています。大幅な配置転換も発表されています。これはある種のリストラの一環として捉えることが出来ます。

富士通は今でこそ業績が危ぶまれていますが、45歳以上の方々が入社した当時は就活市場で超人気企業。にほんを代表する企業のひとつでした。それが20-30年経って、リストラ対象となるのはなかなか大変です。45歳以上だとスキルが無いと転職も希望通りにはいかないと思います。

他方でシャープは2008年ごろまで液晶テレビでかなり好調でもてはやされていました。就職でも人気企業の一つ。それが数年のうちに業績が悪化し、台湾企業のホンハイ傘下に入ることとなりました。

就職する段階では超人気で業績も絶好調だったとしてもそれが40年続く保証は全くないです。企業の趨勢、移り変わりのペースが加速している昨今では尚更のこと。

大企業でも危機感を持って、スキルを磨くなり、キャリアアップや転職しておかないと、路頭に迷うリスクがかなりあります。

私は新卒で日本を代表する大企業に入社しましたが、当時から40年その地位をキープ出来るとは考えていませんでした。そこでとにかく仕事を頑張りスキルを身につけつつアンテナを高く保ちました。そしてキャリア的には順調でしたが、ベンチャーへ転職しました。まだ前職の業績は好調ですが、落ちてからでは遅いです。

これからのキャリアは常に柔軟に捉えつつ、変化にすぐに対応出来るスキルや経験を身につけてキャリアの土台をいち早く固めるべきです。その上で時代の流れを読み、先回りでその方向へ進むべきです。

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