リモートワークのコツその2:雑談の重要性

大企業やベンチャー企業に関わらずリモートワークが一般的になってきています。出社が当たり前だった頃に比べワークスタイルも変わり、中にはパフォーマンスが落ちてしまう人やチームや組織もあるでしょう。このシリーズではリモートワークのコツをお伝えします。今回は雑談の重要性です。

雑談の有効性|米国ではウォータークーラーミーティングとして定着

アメリカをはじめとして欧米ではウォータークーラーミーティングと言われる文化があります(伸ばし棒が多いですね…笑)。ウォータークーラーカンバセーションやウォータークーラートークとも言われます。英語だとwater cooler meeting、water cooler conversation、water cooler talkなどと表記されます。欧米のオフィスではwater coolerと言われる冷たい水を注げるデバイスが設置されているスペースがあります。オフィスによってはコーヒーメーカーやジュース、お菓子なども置かれています。そこで休憩がてら社員が集い生まれる雑談や会話のことをウォータークーラーミーティングなどと言います。欧米ではこの雑談から生まれる偶然の繋がりやクリエイティブな発想を重要視しています。

日本での雑談文化

日本でも昔であればタバコ部屋で雑談が進み、そこから仕事に発展したり、良いコネが出来たりというケースはよくあったようです。また給湯室で女性社員の噂話が繰り広げられていたり、、、ちなみに個人的にタバコが嫌いなので、タバコ部屋文化は好ましいと思っていませんが。。ただこの雑談が生まれる場所があること自体はいいことだと思います。

この雑談的な会話から創造的なアイデアを生み出すことをミーティングの手法として仕組み化している企業もあります。自動車メーカーのホンダのワイガヤが有名ですね。ワイガヤとは集団でワイワイガヤガヤと役職や立場に関わらず気軽に話し合うことやその場のことです。日本のメーカーなどで実施されているケースが多いです。私の過去勤めていた大企業でもワイガヤ的な会議は存在していました。

また、夜遅くまで残業していると残っている人同士で雑談が繰り広げられますよね。私の経験則では深夜残業中の雑談は過半数が愚痴になってしまいますが。。

リモートでは意図的に雑談の設計が必要

ウォータークーラーミーティングやタバコ部屋はリアルな場がありそこに偶然集う人によって雑談が発生するという設計でした。在宅勤務が当たり前になり、リモートワーク上だとリアルな場がありません。雑談が起こる場所がなくなってしまったのです。

雑談がなくなったことで創造的なアイデアが出にくくなったり、孤独を感じたりする課題が持ち上がってきました。

場がないので意図的に雑談の機会を作る必要があります。欧米でもリモートでウォータークーラーミーティングを実施するケースが増えています。

私も部下のメンバーとただの雑談のオンラインMTGを定期的に設定しています。1on1とも異なり、準備ゼロで気兼ねなく実施をしています。それでもちょっと相談したい業務の話などが積極的に出てきます。そこで一気に悩みを解消してドライブさせられることもよくあります。

またチームでも仕事の話は無しの雑談の時間を設けています。本当に雑談だけします。メンバーから聞く限りではこれだけでも孤独感が少しは改善されているようです。

リモートでの雑談はツールや仕組みが大事

仕事として強制されるといい雑談は生まれませんよね。また努力して雑談しようとも思ってもらえません。

雑談を生み出したいなら以下のような気軽さが大事です。

  • 気軽に参加できるツール
  • 気軽に参加できる雰囲気
  • 気軽に会話に入れるネタ作り

そこでリモート雑談に適したツールをいくつか紹介します。

テキストでの雑談ならSlackやLINE

ツールとしては文字ベースであればSlack(スラック)を導入している企業だとSlackで雑談用のチャネルを作るのがいいと思います。そのチャネルでは業務の話は禁止して、どうでもいいことをつぶやけるルールにします。Slackを導入していなければLINEなどがいいでしょう。SlackもLINEもスタンプ文化が強く、気軽にスタンプで反応できるのもメリットです。

音声での雑談ならDiscordがおすすめ

また雑談はやはり喋る音声でのコミュニケーションの方が自然で気軽です。音声でのコミュニケーションならDiscord(ディスコード)がおすすめです。Discordはゲーム実況の配信などで世界的に使用されているツールです。音声でだらだらとコミュニケーションすることに適しています。Slackのようにテキストでの会話も可能です。

動画での雑談ならZoomやGoogle Meet

動画の雑談だと少しハードルが上がりますが、みんなでオンライン動画で繋ぎながらランチを取るなども可能です。動画であれば表情が追加されるのでより豊かなコミュニケーションになります。動画であればZoom(ズーム)やGoogle Meet(グーグルミート)、Microsoft Teams(マイクロソフトチームズ)などがおすすめです。これらは業務でのTV会議で使用されているものでOKです。

飲み会での雑談ならSpatialChat

飲み会であればSpatialChat(スペイシャルチャット)、通称スペチャというのがおすすめです。実際の飲み会のように位置の概念が加わったWEB会議システムです。二次元の中で自分の場所を選択することができ、その近くにいる人の声しか聞こえないのです。特に人数が多い場合、全員で同じ一つのテーマについて話すのもストレスになり得ますし話せる人も限られますが、このサービスであれば自由に分散することが可能です。

気軽な設計により良い雑談を作っていきましょう。

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