ベンチャー企業キャリアの問題点 – 大企業から年収ダウン

キャリア

私が大企業からベンチャーへ転職してどれくらい年収が変わったか、など実体験を踏まえてお伝えします!

最近は大企業で働くことの問題点を取り上げることが多かったのですが、ベンチャーにももちろん問題点はたくさんあります。

当記事はベンチャー勤務の課題をお伝えするシリーズです。

大企業からベンチャー転職の最大の問題は年収

やっぱりお金の問題が一番大きいと思います。めちゃくちゃ気になりますよねー。

大企業→ベンチャーでは年収が下がることの方が圧倒的に多いです。

私自身転職活動をするようになり、初めて大企業の給与水準が高いことを認識しました。

大企業からベンチャー転職で実際どれくらい年収ダウン?

では、実際どれくらい収入面で差があるのでしょうか。

ケースバイケースであり、状況により全く条件は異なります。

あくまで一例として私のケースをお伝えします。

ずばり、ベンチャー転職後の年収は300万円近くもダウンしました。

以下の理由により減収幅は恐らく平均と比べて大きいかと思います。

  • 私の前職が比較的年収が高かったこと
  • 転職先の業績がまだ良い状況ではなかった
  • 職種を変えた為専門性が活かせなかった
  • ビジョンや業務内容を重視していた為給与交渉をほぼしなかった

私は最低の年収のラインだけ決めて転職しました。

知人のケースを聞いても100万円台の年収ダウンが多いです。

年収面だけで見ると、ベンチャー転職はかなり厳しいです。

大企業からベンチャー転職で年収以外のお金の問題は?

ベンチャーでは年収以外でもお金の面ではデメリットがあります。

よく言及される福利厚生もその一つです。

企業により採用している福利厚生は異なりますが、大企業では様々な補助があります。

これも肌感ですがベンチャー転職で、年間20-30万円程度の減収効果があります。

住宅にまつわる補助なども条件が悪くなることが多いです。

そもそもベンチャーに社宅はないので安く住宅を確保することはできません。

また大企業に比べて家賃補助の金額や条件が厳しい場合が多いです。

家賃補助では2駅ルールや3駅ルールを採用しているベンチャー企業が多いですk。自宅の最寄り駅が、会社から2駅や3駅以内の場合のみ家賃補助が出るというものです。ベンチャーは渋谷、原宿、新宿、恵比寿、品川、銀座など東京の中心部にあります。そこから2-3駅だと家賃も安くないので、なかなか大変なのです。

ベンチャーならではのアップサイドの可能性にかけるか

ベンチャーであればアップサイド(大きく利益が出る)の可能性があるのが魅力です。

転職後すぐは年収が下がりますが、ステージが若いベンチャーであればストックオプションがもらえるケースがあります。

そのメリットが得られるのは、あくまでその企業が成長してエグジット(IPO:上場や売却)した場合に限られますが、大きなアップサイドです。

もちろんスキルや役職によりますが、早く入れば入るほどもらえる株式は多くなります。

私の周りのケースでは役職がなくても数百万円を受け取れる例が多く、数人の段階で入社した場合は数千万円という人もいました。

ストックオプションというアップサイドはベンチャーの醍醐味です。

ベンチャー転職は金銭面でメリットがあるか?

結論として、ベンチャーは金銭面ではメリットよりもデメリットの方が多いです。

年収や福利厚生など基本的に条件は悪くなります。

ストックオプションという大きなメリットもありますが、必ずもらえたり、大きな収入が入ってくるとは限りません。

それでもそのアップサイドにかけるか、それ以外のやりがいや起業のステップとして魅力を感じる人がベンチャー転職に向いていると思います。

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