今日本でも流行り出している音声SNSのClubhouse(クラブハウス)ですが、みなさん利用していますか?Clubhouseはどんな人が使っているのでしょうか?大企業の人が多い?ベンチャー企業に人が多い?
米国ではベンチャー系から広まったClubhouse
Clubhouseはアメリカのサンフランシスコのベンチャー企業が立ち上げたサービスです。
Clubhouseの特徴は完全招待性。Clubhouseの創業者から招待が広がり、サンフランシスコやシリコンバレーのスタートアップ企業やベンチャーキャピタル界隈で参加者が増えていきました。
Clubhouseを運営している企業に投資をしているa16z(アンドリーセンホロウィッツ」というベンチャーキャピタルの2人も主要なクラブハウサーです。
日本のClubhouse震源地もベンチャー界隈
Clubhouseは日本でも流行っていますが、米国と同じく、ベンチャー界隈から火がつき始めました。
最初にClubhouseに参入し始めたのは米国のベンチャー界隈から繋がりのある日本のスタートアップ起業家、エンジェル投資家などが多かったです。日本でも米国同様にClubhouse上でピッチイベントが開かれるようにもなりました。またシリアルアントレプレナーの方が人気のクラブハウサーになっていたりします。
Clubhouseが広がってからもベンチャー系の人がかなり多く、大企業勤務の人はまだまだ少ない印象です。私の知人のなかでも、ベンチャー系は多いですが、大企業の人はかなり少ないです。
大企業のサラリーマンで参加している人は副業している人が多いです。
なぜClubhouseには大企業の人が少ないのか?
大企業にも勤務経験がある身から、なぜ大企業のサラリーマンはあまりClubhouseに参加していないのか考えてみました。
- ベンチャー界隈と大企業勤務者界隈が分断されていて、招待が届いていない
- 大企業の人は新しいデジタルサービスに及び腰であったり興味が薄い
- 大企業の人は発信できる内容が制限されている、ガバナンスが効いている
- 大企業の人は仕事内容が大きな枠組みの中のごく一部であったり、ジェネラリストが多いため、専門的な内容の発信が難しい
私がまだ大企業で勤務していたなら、なかなか招待が回って来なかっただろうし、来ても実名で話すことのリスクも気にして及び腰になっていたと思います。
大企業勤務でClubhouseに参加している知人のほとんどが、初めに少し参加したけど、そこからほとんど使っていない状況です。ましてやモデレーターやスピーカーになって話している事はほぼありません。
こうやってベンチャーの人と大企業の人で、デジタルリテラシーに差がついたりして、新規事業やサービスに関するノウハウ、知見、感覚に差が出てくるのだと思います。大企業の人も新しいサービスやアプリは早期にしっかり触っておくことをおすすめします。
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