企業で働く中で提案がすんなり通らないことの方が多いと思います。社内の正式な稟議や上司への提案、クライアントへの提案などさまざまな場面で自分の提案が実施可否の判断で否決となることは日常的です。
絶対的な自信を持っている提案や、こだわりを持って進めてきたプロジェクトが通らないこともあります。否決理由に納得できないことも多々あります。
そんな時にただ落胆してしまったり、やりたい仕事なのに諦めてしまっていませんか。
納得がいくまで諦めずに何度でも挑戦すべき
もし通らなかった案件が本当に実施したいことであれば、すぐに諦める必要はありません。
あなたがなぜその会社で働くのか、なぜその仕事をするのかを考えた時、自分のやりたいことが出来ることが非常に重要だからです。
一度否決されたからといってそこで全てが終了ではありません。
「なんとしてでも次は通してやる」といった気持ちが大事です。
提案が否決になったら何をすべきか
あなたの提案が意思決定会議や、商談の結論として否決になったとしましょう。その瞬間から何をすべきでしょうか?
落胆したり、苛立ったり、悲しんでいる場合ではありません。
可決されるにはどうすればいいか、ヒントを得ることに注力すべきです。
否定されたことがあれば、その原因が何なのかしっかりふかぼって真因を突き止めないと次回も同じ過ちを繰り返したり、間違った解決策にたどり着く可能性があります。
意思決定者にとって何が理想の姿なのか、現状何が足りていないのか。どんな状態になったら、どんなロジックなら、どんなデータがあれば通るのか。必死に頭を回転させて情報を引き出すべきです。
意思決定者の判断も曖昧な理由で決定されるケースがあります。その場合なぜダメだったのか関係者がいるその場明確にしておく必要もあります。
また、次回リベンジすることを表明しておくと良い場面もあります。やる気を見せ、また提案があることを期待させておくことで、自らへの覚悟にもなります。
諦めがついたらすぐに次に移るべき
ただし、可決される可能性がほぼ0%の案件も存在します。
私は過去半年以上通らなかった案件をダラダラ追っていたことがありましたが、どうやったって通らないと悟り、その時点できっぱりと諦めました。半年以上諦めきれなかったことに反省をしました。結局相当な時間と労力を無駄にしてしまっていたのです(その経験からの学びはありましたが)。
大事なのは否決となった際に原因をしっかりと突き止め、それが解決可能か判断をするべきです。例えば予算やスケジュール、会社の方針など絶対に解消できないギャップがあることがあるからです。
通らない案件であれば、すぐに諦めて、異なるプロジェクトを進めた方が無駄がなくて良いです。
詰まるところ提案が通らなかった場合はその後のアクションがとても重要になるので、意識をしてみて下さいね。
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