どうも、マクリーです!
就職先として大企業かベンチャーのどちらが良いかと言う尽きない議論があります。そのどちらも経験したまくりぃがそれぞれのメリットやデメリットを実体験をもとにお伝えします。
大企業キャリアのデメリット – 配属問題
今日は大企業での配属の問題点について書いていきます。配属次第で天国と地獄です。
運命の配属の日
まずは配属問題。採用の段階では多くの大企業では職種別採用ではなく総合職としての一括採用が主流です。つまり仕事内容は何になるか全く分からない。内定をもらって晴れて入社してもまず研修が始まります。メーカー系だと長ければ半年〜9ヶ月。
そして、待ちに待った配属発表… 希望に胸を膨らませて名前が呼ばれるのを待つ新卒社員たち…
配属希望が通るのは半分以下か
当たり前ですが希望部署に配属されるとは限りません。人気に花形部署に行ける枠は限られています。前職の肌感では本当に行きたかった部署(第1~3希望)に行けるのは半分いかないくらいです。
一応配属希望も出しますが、どちらかと言うと大企業側はそんな社会を知らない学生の希望なんて重要ではないです。本部や部署から出ている希望の人数や必要スキル、適性などを調整して決まった枠にはめていきます。
私は運よく希望部署に行けましたが、希望とは全く異なる部署へ行く者もいます。営業を希望していたが経理や製造部門に行く者も。
結局配属が希望通りに行かず1年も経たずに辞める人間が数人いました。新卒カードを無駄に使ってしまい、キャリア的に一気に不利になりかねないのです。ただ、一度配属されると大体3〜5年は異動することはありません。あまりに希望と異なる配属であればいっそのことすぐに見切って第二新卒で転職する方がまだマシかもしれません。
配属先次第でカルチャーも働き方も目的も大きく異なる
大企業だとかなり縦割り化が進み、所属する部署により大きく異なります。役割はもちろん、カルチャー、求められるスキル、目指すべき方向性は同じ会社とは思えないくらい隔たりがあります。
私は同期で集まる度に他の部署の話を聞き、自部署で良かったと安心することが多かったのです。
海外赴任含め、勤務地も大きく変わってくる
大企業になると日本の全国各地にオフィスがあります。配属部署だけでなく、勤務地も異なる場合があります。首都圏とそれ以外では生活面や交友関係で大きな差が生まれます。また本社かそれ以外かが重要な会社もあります。
海外に支社があるケースもありますが、初期配属で海外赴任になることはほぼないです。ただ、配属先の部署や事業部によって海外赴任がしやすい、もしくはそうでない所に分かれます。当たり前ですが海外営業と国内営業ではチャンスが大きく異なります。実は意外と経理や生産系が海外オフィスにとって必要とされるケースがあり、海外へいくチャンスが比較的多いこともあります。
また海外に行く場合の地域や国も事業部や扱うブランド、商品群により変わってきます。欧米などの先進国に行けるのか、もしくは中国やアジアなのか、はたまた中近東、アフリカ、中南米なのか。行く先によって大きく働き方や生活が変わります。
ベンチャー企業の配属はまだマシ?
ベンチャーやスタートアップであれば少なくとも企業文化や目指すべき方向性などは全社で一体感があります。またこれも肌感ですがベンチャーでの配属も必ずしも希望通り行くとは限りませんが、大企業よりは希望を見ることがあります。モチベーションを非常に重視するので極力本人が本気になれる場所を探します。本人の希望が本人の為ではない場合はもちろん希望を通しませんが。とにかくベンチャーの方が配属リスクは少ないです。
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