アマゾンがスマートグラスなどIoTのスマートデバイスを発表しました。ワクワクする新商品ですが、それよりも新たな通信規格に注目が集まっています。その技術はIoTの世界を大きく前進させる可能性があるからです。
アマゾンの新たな発表
米アマゾン(Amazon)が新しいデバイスや通信技術を発表した。中でもジェフ・ベゾスCEOも大きな期待を寄せている「Amazon Sidewalk」と言う新たな通信技術が注目を集めている。
アマゾンはAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)と言うクラウド事業でとんでもなく稼いでいる。アマゾン全社の営業利益をほとんどAWSで稼いでいるのだ。その為アマゾンは他の事業では利益を出さずとも企業としてやっていける。その資金力をもとに様々な事業にチャレンジしており、カスタマーとしては期待が広がるばかりだ。
今回の新デバイスや新技術もまさにチャレンジであろう。
新しい通信技術であるAmazon Sidewalkは簡単に言うと消費電力とコストが大幅に少なくて、通信距離が広い通信方式だ。
5Gの通信方式だと電力消費や費用がかなりかかってしまう。またWi-FiやBluetoothでは通信距離がかなり狭い範囲になってしまう。その両者のデメリットをカバーする新しい技術がAmazon Sidewalkなのだ。このデメリットを解決することはIoTデバイスにとって非常に良いニュースであり、活用が期待される。
アマゾンには引き続きAWSでの利益を背景にどんどん新しい技術、デバイスにチャレンジして欲しいですね!
技術者にとってはアマゾンのようなチャレンジをし続けている企業に転職して、新技術をつくる仕事をすることは非常にやりがいになりそうです。そんな環境で働けるのはとても羨ましいですね。もはやベンチャーやスタートアップとは言えないほど巨大企業になっていますが、ベンチャーのような挑戦がまだまだできそうな企業です。新しい技術や商品、ビジネスにチャレンジしたい転職希望の方は、ベンチャーやスタートアップだけでなくアマゾンのような大企業でも挑戦し続けている企業への転職もありなのではないでしょうか。
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