auが本気の値下げ、ドコモ・ソフトバンクより安い20ギガのpovoで2480円プラン

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大炎上したauの新プラン

2020年12月にKDDIが発表した新プランが大炎上しました。ツイッターなどのSNSではau解約などの言葉がトレンド入りしていましたね。

これはKDDIが値下げをしたと言って発表したauの新プランが分かりにくい、実際には安くないなどの評価となったためです。

auが発表した新プランが「データMAX 5G with Amazonプライム」。これを月額3760円と大きく表示したのだがそれにはカラクリがあった。この金額になるには4人の家族割など様々な割引が適用された価格。さらに6ヶ月限定の価格で7ヶ月目以降は高くなる価格だった。いわゆる見せ価格として宣伝してしまったのだ。この価格の見せ方が分かりづらい、やり方が古い、悪質だなどと批判が相次いだのだ。そこからau解約祭りに発展してしまったのだ。

この発表とその後の炎上の結果KDDIの株価は大きく下げ、一時は前日に比べ1.5%も下げたのだった。

本気の20ギガオンライン専用プラン、povo(ポヴォ)

そして今月KDDIはauの新たなプランを発表した。

満を持して発表された本気のプラン名はポヴォ!ポヴォポヴォポヴォ!

聴き馴染みのない言葉なので違和感がすごいですが、多分慣れるのでしょう。

povoの由来は視点、観点を意味する「point of view」やラテン語で最初から、卵からという意味の「ab ovo」からの造語だそうです。いろいろ考えたのでしょう。「新たな視点による誕生と成長」という意味が込められれいるようです。ポヴォ。

正しくはpovo on au。

このpovoブランドのプランは4Gも5Gも使えてデータ容量20ギガバイトで月額2480円だ。これはかなり安い。12月に炎上した変な条件などもなくシンプルだ。炎上の反省を生かしたのだろう。

このプランはオンラインのみで申し込みができるプランです。

ドコモやソフトバンクのプランよりも500円安い?!

NTTドコモやソフトバンク(SoftBank)もほぼ同じようなプランを新ブランドで出しています。

NTTドコモのプランはアハモ(ahamo)!あはも!これも聴き慣れないので違和感がかなりありますね。このプランはデータ容量20ギガで2980円。

ソフトバンクのプランはSoftBank on LINE。これはアハモと同じデータ容量20ギガで2980円。

auのpovoはアハモ・SoftBank on LINEよりも500円も安い価格なのだ。一応アハモとSoftBank on LINEは1回5分までの国内通話無料のかけ放題がセットでついているが、auのpovoは500円のオプション追加料金がかかる。KDDIはオプションと言わずにトッピングと言っていますが。つまり同じ条件とすると同じ2980円となるが、それをオプション(トッピング)とすることで安いプランに仕立て上げたのだ。結局同じじゃないかと言われるかもしれないが、通話が必要ない人にとっては嬉しい選択肢だ。

大炎上した12月のプランで大反省をしたのだろう。povoは横並びを抜けてキャリア大手3社のなかで500円も安いプランを本気で出してきたのだ。

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