旅先でビーチを眺めながら仕事をするーーー
ワーケーションやブリージャー(ブレジャー)など新しい働き方のスタイルが少しずつ注目を浴びています。仕事はオフィスで黙々とストレスを溜めながらするよりも、外に出てクリエイティブに業務をこなす方が結果的には高いアウトプットが出せるという考え方です。旅をしながら仕事をするなんて夢のようなワークスタイル&ライフスタイルです。ただ、ワーケーションという言葉を聞く機会は増えてきましたが、自分の会社で導入されていて、使える環境にいる人はまだまだ少ないのではないでしょうか。ニュースやWEBなどのメディアではよく聞くが、自分自身や近くの知人などが実際にワーケーションを行った事例はほとんどの人がないと思います。そんな中、旅行代理店のJTBではなんとも羨ましい、ハワイでのテレワーク制度を導入するとのことです。
ワーケーションとは?
働き方改革における新たな仕事のスタイルとして、「ワーケーション(Workation)」を提案。仕事(work)と休暇(vacation)を組み合わせた造語。休暇中でも一時的に仕事をすることを認めたり、旅を楽しみながら仕事をするようなスタイルのこと。日常とは異なるアイデアを生み出したり、モチベーションアップにつながりやすいことがメリット。
日常とは異なる環境で仕事を行うことはアイデアを生み、モチベーションアップに効果的と言われています。
JTBの制度「ワーケーション・ハワイ」

働き方改革関連法が 4 月から順次施行されることを受け、4月1日からJTB社員が休暇で訪れたハワイでテレワークを行う制度として「ワーケーション・ハワイ」を 導入。JTB Hawaii Travel,LLC に設置した専用スペースで仕事を行う。JTBとしては初の海外でのテレワーク制度。なんとJTB髙橋社長が自ら体験してきたという。他にも体験した社員の方々がいらっしゃり、ワイキキの海を眺めながら開放的な空間で仕事ができ、いいアイデアが浮かびそうだという感想を持ったとのことでした。
スノーピークとの共同開発
このJTBの「ワーケーション・ハワイ」はアウトドアブランドのスノーピーク(Snow Peak)との共同開発によって実現しました。スノーピークとは1958年に新潟県の燕三条で誕生したキャンプ用品やアウトドア用品、アウトドアアパレルなどを展開するブランドです。スノーピークではアウトドアオフィス事業も展開しており、その事業を担う株式会社スノーピークビジネスソリューションズとJTBがハワイでのワーケーション制度を企画・開発しました。 スノーピークは政府が推進する働き方改革に合わせてワーケーションなどの企画を展開しており、様々な会社でもハワイなどのエリアで新しい働き方が制度化される可能性もあります。もしあなたが転職を考えている場合、「ワーケーションを導入しているかどうか」を会社を選ぶ判断軸としてみても良いかもしれません。
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