大企業のリストラがニュースになることは珍しいことではなくなってきました。大企業な安泰という考え方は捨て去るべき時代になっています。
富士通が過去最大規模3,000人以上の早期退職実施
富士通が2022年3月8日にリストラに関するニュースを発表しました。富士通では3年ぶりの早期退職のリストラに向けて準備を進めていました。富士通で募集していた早期退職に3,031人が応募したとのこと。募集は富士通本体と国内のグループ会社で行われていました。3,000人を超える早期退職は富士通としては過去最大規模となります。この規模は国内の従業員に対して約4%の人数に該当します。
このリストラにより退職金の積み増しや再就職支援などの費用がかかる為、2022年3月期の業績予想の中で関連費用として650億円を計上しました。
富士通の経営方針としてはスリム化とDX(デジタルトランスフォーメーション)支援事業の強化です。方針に沿わない不要な人材を削減しながら、DX事業教科の中で必要な人材のみに投資をする方針となっています。
今後若手社員の育成方針としてはAI(人工知能)やデータ解析など最新のデジタル技術を身につけてもらうことを目指しています。
富士通社員の方々としては、入社当初リストラのことなど想像していなかった方の方が多いのではないでしょうか。
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