ホリエモンロケットついに、ついに打ち上げ成功しました。
インターステラテクノロジズ(IST)という企業をご存知ですか?
インターステラテクノロジズ株式会社(Interstellar Technologies Inc.)は、前身のSNS株式会社(指紋認証システムズ株式会社)が、なつのロケット団と称して立ち上げた宇宙事業を継承して2013年に設立された。拠点は北海道広尾郡大樹町。超小型衛星打ち上げを目指して小型液体燃料ロケット開発を行っている。
2013年2月にロケット開発部門としてインターステラテクノロジズ株式会社を設立。2016年3月にはSNS株式会社を吸収合併した。代表取締役は稲川貴大氏、取締役は高崎博之氏。
小型衛星の打ち上げ事業の需要が高まってきている。衛星の小型化、低コスト化が進み、年間数100機の衛星が売り上げられている。とはいえまだコストは数10億円以上であり、さらなるコストの低減が宇宙産業の大きな課題となっている。世界中で安価な小型衛星、小型ロケットの開発競争が繰り広げられている。
インターステラテクノロジズ社はまさにこの小型衛星事業への参入を狙っている。今回打ち上げたMOMO(モモ)ロケットでは高度100キロ超の宇宙空間への到達を目指していた。その後、高度500キロへの小型衛星を打ち上げる新型ロケット「ZERO(ゼロ)」の開発を目指している。2022年末の打ち上げを目指しており、これが成功すれば1回の打ち上げコストは6億円以下となる。年数10回の打ち上げを見込んでいる。
これまで打ち上げ失敗を繰り返していた
MOMO1号機は2017年7月に打ち上げたが、発射の約1分後に通信が途絶え、海上に落下してしまった。2018年6月に打ち上げた2号機は発射直後にエンジンが停止して、爆発してしまった。これらの失敗を受けて原因を究明し、エンジン内部の設計を見直してMOMO3号機で再挑戦を狙っていた。
MOMO3号機の打ち上げ成功
MOMO3号機は全長9.9メートル、直径50センチ、重さ約1トンの小型液体燃料ロケット。民生(市販)の部品を使用し、コストを低減して開発。打ち上げ費用は数千万円に抑えることができた。
2019年4月30日の打ち上げ予定だったMOMO3号機も強風や部品の交換の為、3度も延期を余儀なくされた。
そして満を持して5月3日に打ち上げが敢行されました。そして打ち上げを成功させ、高度100キロを越えることができ、宇宙空間へ到達することができました。
ホリエモンの感慨深げなツイート
堀江貴文氏はツイッターに「宇宙は遠かったけど、なんとか到達しました。高度約113km」と投稿した。
2019年5月5日21時現在8,784件のリツイート 54,079件のいいねを獲得しており、多くの人に応援されていたことが伺えます。
Finally…. we reached space. 宇宙は遠かったけど、なんとか到達しました。高度約113km
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2019年5月3日
ベンチャースピリット
言うまでもなく、ベンチャー企業とは「革新的なアイデアやテクノロジーをもとに、新しいサービスやビジネスを展開する企業のこと」です。
宇宙関連のビジネスはまさに新しい産業であり正真正銘の新規事業です。宇宙産業はテスラ・モーターズでおなじみのイーロン・マスク氏のスペースエックス社(Space X)や、アマゾン(Amazon)でおなじみのジェフ・ベゾスCEOのブルーオリジン社(Blue Origin)なども本気で事業に取り組んでいます。
中国も共産党が国を挙げて宇宙産業を推進しています。
日本はJAXA(宇宙航空研究開発機構)をはじめとして推進はしているものの、遅れを取っています。特に民間セクターでは米国に大きく遅れを取っています。
インターステラテクノロジズは日本の宇宙産業を民間からリードしており、今後の活躍を期待しています。
堀江氏は過去ライブドアの起業をはじめとして様々なベンチャー的プロジェクトを立ち上げてきました。多動力と言われ、とにかく動きまくって新しい事業を起こし続けてきました。彼が宇宙産業に参入すると言っても全く不思議ではありません。これまで多くの成功と失敗を重ねてきたからこそ、宇宙ビジネスというとてつもなくリスクの大きな事業に最適な人材だと思います。ぜひ宇宙ビジネスでも大きく成功してほしいと願っています。
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いつか宇宙旅行のスペシャルな体験もギフトカタログに載るといいですね。

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