新世代の検索エンジンDuckDuckGo(ダックダックゴー) – プライバシー保護でGoogleに挑む

急に増えてきたDuckDuckGoからの流入

私が運営している他のサイトでDuckDuckGo(ダックダックゴー)という検索エンジンからの検索流入が増えてきました。今後ここからの検索流入も楽しみになってきました。

DuckDuckGoとは?

新しい検索エンジンDuckDuckGoをご存知でしょうか。

https://duckduckgo.com/

脱力系?のアヒル(Duck)がトレードマークの新しいインターネット検索エンジン。起業家のガブリエル・ワインバーグ氏が立ち上げたサービスです。基本的にはGoogleやYahooのような検索ができるサービスと捉えていただいて大丈夫です。もちろん日本語にも対応しています。

サービスの名前の由来はダック・ダック・グース(Duck, duck, goose)と言う子供の遊びから、とワインバーグ氏は述べています。これは日本のハンカチ落としに近いアメリカの遊びです。鬼役が「ダック」か「グース」といって輪になって座っている子たちの頭を叩いてまわり、「グース」と言われた子は立ち上がって鬼役を追いかけて、逃げ切れば鬼役が勝ちというゲーム。またduckという単語に避けるという意味もあり、大企業によるデータの管理から避けるという意味を込められたという説もあります。

運営している企業の本社はアメリカのペンシルベニア州にあり、2008年9月25日に設立されました。

特徴はプライバシーが保護されている点

特徴はプライバシーの保護です。近年GAFA(その中でも特にGoogle、Amazon、Facebook)と呼ばれるインターネットの巨人的企業によるスキャンダルや独占に対する批判の声が世界各地で高まっています。ユーザーの情報をビッグデータとしてビジネスに活用し、優位的な地位をより強固にしています。中にはユーザーに黙ってデータを集めていたり、データが流出したことを隠していた悪質なケースもあります。

DuckDuckGoはプライバシーを第一に考え、ユーザーの個人情報を収集しないし、共有もしない、というのが基本的なスタンスです。IPアドレスの保存もユーザー情報の記録もせずクッキーも必要最低限でしか使用しない検索エンジンです。

また、SEO目的に大量に記事を外注し掲載しているWebサイト(コンテンツファームやコンテンツミルと呼ばれるサイト)なども排除しています。日本では一時期問題になったDeNAのヘルスケア情報キュレーションサイト「WELQ(ウェルク)」やまとめサイト、また無理やりSEO対策をしているアフィリエイトサイトなどが該当するイメージです。

急速に成長

プライバシー観点でGoogle(グーグル)やFacebook(フェイスブック)などに嫌気をさすユーザーは徐々に増えてきています。そこでプライバシーが守られるDuckDuckGoの人気が徐々に高まってきています。

検索エンジンのシェアではGoogleが80%に迫り、圧倒的なポジションを保っています。対してDuckDuckGoはまだまだ数%にも満たず足元にも及びません。しかしGoogleは脅威に感じていると言われています。

例えばGoogleはduck.comという似たドメインを取得しました。そしてそこへアクセスすると「on2.com」という企業のサイトへリダイレクトされることがありました。この企業はGoogleが買収した企業です。今ではgoogle.comへリダイレクトされるようになっています。ダックダックゴーと間違えてduck.comを検索したユーザーを囲い込む意図が見えます。つまりGoogleはDuckDuckGoを意識していると考えらます。

通称、アヒる

ポッドキャストのBackspace.fmやそのマストドン「グルドン」など一部の界隈では、Googleで検索することをググるということに対して、DuckDuckGoで検索することを「アヒる」と言うケースがあります。言うまでもなくDuck(アヒル)とかけた造語です。個人的には嫌いではないですね。何となくアヒると言いたくなってしまうような……でも口に出したくなるって結構重要だと思います。言及されることで口コミが広がって行きますから。

今後のDuckDuckGoは?

Googleがあまりに強い為、地位が揺るがされることはまずないとは思います。しかしプライバシー保護への要求やGAFAへの批判は今後も高まっていくことが予想されます。そんな中で一つの選択肢としてDuckDuckGoや他の個人情報が守られるサービスが存在し、徐々にシェアを取って行く可能性は十分にあると考えられます。

今後のDuckDuckGoの動向に注目してきましょう。

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